研究課題
基盤研究(C)
牛乳カゼインおよびそのトリプシン消化物が、マクロファージ様に分化させた細胞のGiタンパク質を介した細胞内カルシウム応答を引き起こすことを見出し、これがαs1カゼイン由来の新規の血球系細胞活性化ペプチドによるものであることを明らかにした。本ペプチドに対するマクロファージ様細胞の細胞内カルシウム応答は、既知の生理活性ペプチド受容体を介さずに起こることが示唆された。さらに、本ペプチドは、免疫担当細胞を選択的に活性化するものである可能性が示唆された。
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