研究課題/領域番号 |
21590283
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
柿沼 由彦 高知大学, 教育研究部・医療学系, 准教授 (40233944)
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連携研究者 |
佐藤 隆幸 高知大学, 教育研究部・医療学系, 教授 (90205930)
有川 幹彦 高知大学, 教育研究部・医療学系, 助教 (20432817)
野口 達哉 高知大学, 教育研究部・医療学系, 助教 (50566495)
鄭 燦 高知大学, 教育研究部・医療学系, 助教 (50443495)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 心血管 / 血液 / アセチルコリン / 心臓 / エネルギー代謝 / 酸素消費量 / ミトコンドリア / 心筋細胞 |
研究概要 |
我々は、これまで古典的な心臓に対する副交感神経系の生理学的機能に対して、我々は生化学的・分子生物学的・細胞生物学的に解析を進め、副交感神経系の神経終末から放出されるAChに、抗不整脈作用・抗アポトーシス作用・虚血耐性獲得機構活性化・血管新生促進作用という新規機能を見出し、さらに心筋細胞がAChを産生してこれらの作用を担っていることも世界で初めて報告した。本研究では、この心筋細胞ACh産生系にはエネルギー代謝を抑制し細胞を余分なエネルギー消費から守り、細胞を保護すること、またこの心筋細胞ACh産生系を活性化させることで病態改善、病態進行抑制の可能性が示唆された。
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