研究課題/領域番号 |
21590299
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 岩手医科大学 (2011) 独立行政法人国立成育医療研究センター (2009-2010) |
研究代表者 |
三部 篤 岩手医科大学, 薬学部, 教授 (30425706)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 循環 / 心筋症 / 低分子HSP / アグレゾーム / HDAC6 / HSPB5 / α-βクリスタリン / HDAC / バルプロ酸 / 不溶性凝集体 / デスミン |
研究概要 |
デスミン心筋症の病態形成にヒストン脱アセチル化酵素(HDAC) 6が関わっているか否かを検討した。心筋細胞にデスミン心筋症の原因の一つである点変異α-Bクリスタリンを過剰発現させると、細胞内に不溶性凝集体が蓄積し、細胞生存率は低下した。点変異クリスタリンと同時にHDAC6を過剰発現させると、点変異クリスタリンによる細胞障害は抑制された。一方、HDAC6を失活させると、細胞障害は悪化した。この結果は、遺伝子改変マウスを用いた研究でも再現された。心筋HDAC6活性の低下は、デスミン心筋症病態を悪化させることが明らかとなった。
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