研究課題
基盤研究(C)
バランスの取れたデオキシリボヌクレオチド(dNTP)の供給はDNA修復に必須である。ここで、我々はリボヌクレオチドレダクターゼ(RNR)サブユニットRRM1とRRM2が非常に迅速にダメージ部位に集まることを見出した。RRM1はTip60と生理的に結合した。I-SceIカセットを持つ細胞のクロマチン免疫沈降解析はRRM1がTip60依存的にダメージ部位へ結合することを示した。Tip60と結合できない活性を持つRRM1変異体はRRM1を除去したG1期の不完全なDNA修復を補うことができなかった。RRM1のC末部位によりRNRの集積を阻害するとDNAダメージに対する細胞の感受性を敏感にした。我々はTip60依存的なRNRのリクルートはDNA修復に対しdNTPを供給する必須の役割りを演じると提案する。
すべて 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (6件)
Cancer Sci
巻: 101 ページ: 2505-2509
10027834110
Genes Dev
巻: 24 ページ: 333-338
130007000033