研究課題/領域番号 |
21590322
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 長崎国際大学 |
研究代表者 |
濱崎 直孝 長崎国際大学 (00091265)
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研究分担者 |
隈 博幸 長崎国際大学, 薬学部, 准教授 (40435136)
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連携研究者 |
平井 照久 (10450412)
岩田 想 (60452330)
小林 拓也 (20311730)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 生体分子医学 / バンド3タンパク質 / 膜貫通領域 / 膜タンパク質 / 結晶化 / X線構造解析 / 電子線構造解析 / AE1 / 陰イオン透過 |
研究概要 |
バンド3タンパク質が媒介する陰イオン透過の分子機序解明を目的として、電子線構造解析・X線構造解析によるバンド3タンパク質の膜内貫通ペプチド領域の相互位置決定を目的として研究計画を申請した。本研究期間に目的以上の成果を上げることができた。その成果を下記に箇条書きに列挙する。 1.赤血球膜の外側から共有結合してバンド3を固定化するイオン輸送阻害剤(H2DIDS)を付加してバンド3の安定化を試み、良質なバンド3の二次元結晶を得ることができ、極低温(-269℃)で結晶を観察することができる電子顕微鏡を用いることにより、これまで実現できなかった7.5Åという分解能で立体構造を解析することができ、膜内貫通ペプチド領域の相互位置を決定した(発表論文:Yamaguchi, T. et al. J. Struc. Biol. 169, 406-412(2010); Yamaguchi, T. et al. J. Mol. Biol. 397, 179-189(2010))。 2.1.と同様な処理をしたバンド3タンパク質の三次元結晶の作製に成功し、高分解のでの解析ができ、現在、論文投稿準備中である。 3.上記二つの成果から、申請目的"バンド3タンパク質の膜内貫通ペプチド領域の相互位置決定"は完全に達成できた。これからは、さらに詳細な構造解析に励み、"バンド3タンパク質が媒介する陰イオン透過の分子機序解明"を目指す。
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