繊維芽細胞増殖因子(FGF) 21の代謝機能発現機構の解析

• 研究課題/領域番号: 21590343
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 病態医化学
• 研究機関: 福島県立医科大学
• 研究代表者: 山本 雅哉 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (20446115)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 線維芽細胞増殖因子 / 情報伝達 / 代謝調節

研究概要

FGF21の機能発現に重要と考えられるβKlothoの動態に特に着目した。
安定発現株による実験から
1)グルコース濃度に応じたβKlotho分子の成熟・動態の変化を明らかにした。
2)食後を想定した高グルコース処理で30分以内の成熟型βKlothoの発現増強を認めた。
内因性βKlothoを発現する分化誘導したcaco2細胞から
1)高グルコース濃度がFGF21による刺激応答を選択的に増強する事を示した。
2)βKlothoが主に顆粒状に細胞質に分布する事を示した。

研究成果

• [雑誌論文] Mitomycin C treatment significantly reduces central damage of islets in culture (2012)
  • 著者名/発表者名: Saito T, Saito T, Sato Y, Ise K, Anazawa T, Oshibe I, Haga J, Yamamoto M, Waguri S, Gotoh M
  • 雑誌名: Pancreas 巻: 41 ページ: 245-252
• [雑誌論文] Mitomycin C treatment significantly reduces central damage of islets in culture (2012)
  • 著者名/発表者名: Saito T., et al
  • 雑誌名: Pancreas 巻: 41(2) ページ: 245-252
  • 査読あり
• [雑誌論文] Cathepsin L is highly expressed in gastrointestinal stromal tumors (2011)
  • 著者名/発表者名: Miyamoto K, Iwadate M, Yanagisawa Y, Ito E, Imai J, Yamamoto M, Sawada N, Saito M, SuzukiS, Nakamura I, Ohki S, Saze Z, KogureM, Gotoh M, Omicronbara K, Ohira H, Tasaki K, Abe M, Goshima N, Watanabe S, Waguri S, Takenoshita S
  • 雑誌名: Int J Oncol 巻: 39 ページ: 1109-1115
• [雑誌論文] Cathepsin L is highly expressed in gastrointestinal stromal tumors (2011)
  • 著者名/発表者名: Miyamoto K, et al
  • 雑誌名: Int J Oncol 巻: 39(5) ページ: 1109-1115
  • 査読あり
• [雑誌論文] Mechanism of statin-induced contractile dysfunction in rat cultured skeletal myofibers (2010)
  • 著者名/発表者名: Tanaka S, Sakamoto K, Yamamoto M, Mizuno A, Ono T, Waguri S, Kimura J
  • 雑誌名: J Pharmacol Sci 巻: 114 ページ: 454-463
  • NAID: 10029891212
• [雑誌論文] Mechanism of statin-induced contractile dysfunction in rat cultured skeletal myofibers. (2010)
  • 著者名/発表者名: 田中祥子
  • 雑誌名: J Pharmacol Sci. 巻: 114(4) ページ: 454-63
  • 査読あり
• [雑誌論文] (2009)
  • 著者名/発表者名: Chen MZ, Zhu X, Sun HQ, Mao YS, Wei Y, Yamamoto M, Yin HL
  • 雑誌名: J Biol Chem 巻: 284 ページ: 23743-23753
• [学会発表] 培養細胞を用いたβklothoの動態・局在解析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 山本雅哉、佐々木理、和栗聡
  • 学会等名: 第57回解剖学会東北・北海道連合支部学術集会
  • 発表場所: 盛岡
  • 年月日: 2011-09-10
• [学会発表] 培養細胞を用いたβ klothoの動態・局在解析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 山本雅哉、佐々木理、和栗聡
  • 学会等名: 第57回解剖学会東北・北海道連合地方会
  • 発表場所: 岩手大学
  • 年月日: 2011-09-10
• [学会発表] ヒト大腸癌由来細胞株HCC56、Caco2の極性誘導時におけるジペプチターゼ1の分布について (2011)
  • 著者名/発表者名: 永井千晴
  • 学会等名: 第116回日本解剖学会総会・全国学術総会
  • 発表場所: パシフィコ横浜,神奈川
  • 年月日: 2011-03-30
• [学会発表] クラスリンアダプターのアクセサリー蛋白質であるp56の発現分布解析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 植村武文
  • 学会等名: 第116回日本解剖学会総会・全国学術総会
  • 発表場所: パシフィコ横浜,神奈川
  • 年月日: 2011-03-30
• [学会発表] Atg3欠損マウス線維芽細胞株におけるオメガソームマーカーDFCP1の局在解析 (2010)
  • 著者名/発表者名: 亀高愛、山田茜、澤田直樹、山本雅哉、曽友深、小松雅明、和栗聡
  • 学会等名: 第56回東北・北海道連合支部学術集会
  • 発表場所: 旭川
  • 年月日: 2010-09-25
• [学会発表] Atg3欠損マウス線維芽細胞株で見られたオートファゴソーム様構造の形態学的解析 (2010)
  • 著者名/発表者名: 山田茜、亀高愛、山本雅哉、曽友深、小松雅明、和栗聡
  • 学会等名: 第115回日本解剖学会全国学術集会
  • 発表場所: 盛岡
  • 年月日: 2010-03-30
• [学会発表] ラット皮膚創傷治癒過程におけるMAP1LC3の免疫組織学的動態解析 (2010)
  • 著者名/発表者名: 浅井笑子、山本雅哉、上田和毅、和栗聡
  • 学会等名: 第115回日本解剖学会全国学術集会
  • 発表場所: 盛岡
  • 年月日: 2010-03-30
• [学会発表] Distribution analysis ofβKlotho in liver and pancreas (2009)
  • 著者名/発表者名: Ymamoto M, Waguri S
  • 学会等名: アメリカ細胞生物学会
  • 発表場所: サンディエゴ
  • 年月日: 2009-12-08
• [学会発表] Distribution analysis of βKlotho in liver and pancreas (2009)
  • 著者名/発表者名: 山本雅哉
  • 学会等名: アメリカ細胞生物学会
  • 発表場所: 米国 加州 サンディエゴ
  • 年月日: 2009-12-08
• [学会発表] マウス組織におけるβKlothoの発現分布解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 山本雅哉
  • 学会等名: 第55回東北・北海道連合支部学術集会
  • 発表場所: 仙台
  • 年月日: 2009-09-26
• [学会発表] マウス組織におけるβKlothoの発現分布解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 山本雅哉
  • 学会等名: 日本解剖学会第55回東北・北海道連合支部学術集会
  • 発表場所: 宮城県 仙台市 東北大学
  • 年月日: 2009-09-26
• [学会発表] Hypertonic Stress Increases Phosphatidylinositol 4, 5-Bisphosphate Levels by Activating PIP5KIβ (2009)
  • 著者名/発表者名: Yamamoto M, Yin H
  • 学会等名: International symposium on Autophagy and Cell Death
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2009-07-04
• [学会発表] Hypertonic Stress Increases Phosphatidylinositol 4,5-Bisphosphate Levels by Activating PIP5KIβ (2009)
  • 著者名/発表者名: 山本雅哉
  • 学会等名: International symposium on Autophagy and Cell Death
  • 発表場所: 東京都 順天堂大学
  • 年月日: 2009-07-04
• [備考]
  • URL: http://www.fmu.ac.jp/cms/anatomy2/index_html