研究課題
基盤研究(C)
これまでに我々はTysnd1がペルオキシソームで働くプロテアーゼであることを証明した。本研究ではTysnd1の生体内での機能を明らかにするために、Tysnd1欠損マウスを作製し、その表現型を解析した。Tysnd1欠損マウスは超長鎖脂肪酸やフィタン酸の代謝活性が低下していた。また、プラスマローゲン合成能の低下が原因と考えられる雄性不妊であった。このような研究結果から、我々は、Tysnd1によるペルオキシソームタンパク質のプロセッシングがペルオキシソームの脂質代謝機能の維持に重要である事を明らかにした。
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PLoS Genetics.
巻: 9 号: 2 ページ: e1003286-e1003286
10.1371/journal.pgen.1003286
http://www.saitama-med.ac.jp/genome/Div05_FGSM/index.html