研究課題/領域番号 |
21590397
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
内藤 眞 新潟大学, 医歯学系, 教授 (30045786)
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研究分担者 |
大橋 瑠子 新潟大学, 医歯学系, 助教 (20447600)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | マクロファージ / 好中球 / Pentraxin 3 / 潰瘍性大腸炎 / 炎症性腸疾患 / 特殊顆粒 / PTX3 / NETs / 特殊顆粒PTX3 |
研究概要 |
Pentraxin 3(PTX3)は潰瘍性大腸炎の腺窩膿瘍の好中球から放出され、病態の免疫機構に関与する。好中球のPTX3陽性像がLactoferrinの局在と合致したことより、PTX3は特殊顆粒に存在することが示された。IL-8の添加培養で好中球のPTX3は放出され、Neutrophil Extracellular Traps(NETs)と呼ばれる好中球の不規則な網状構造に付着した。マクロファージでは細胞質に細顆粒状にPTX3が観察された。好中球、マクロファージに刺激を加えて培養するとPTX3の産生、分泌が亢進した。PTX3がNETsに結合することは微生物を効率的に殺す新しい抗菌機構とも考えられた。
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