研究課題/領域番号 |
21590462
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
青才 文江 千葉大学, 大学院・医学研究院, 准教授 (80150316)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | トキソプラズマ / HSP70 / 樹状細胞 / 熱ショック蛋白70(HPS70) / IFN-γ / MyD88 / 樹状細胞(DC) / 細胞性防御免疫 / Th1/Th2/Th17 / 細胞傷害性T細胞(CTL) / interferon-gamma(IFN-γ) / myeloid differentiation factor 88(MvD88) / Th1/Th2/Th17分化誘導 / myeloid differentiation factor 88 (MyD88) / Th1 / Th2 / Th17分化誘導 |
研究概要 |
トキソプラズマ感染における病態像は原虫株や病原性の違いのみならず、宿主の防御免疫により統御され、FN-・とMyD88欠損マウスは弱毒株感染によっても必ず死に至る。本研究では、感染感受性C57BL/6背景のIFN-.およびMyD88欠損マウスを免疫不全モデルマウスに用い、免疫不全宿主の致死性トキソプラズマ症に対するトキソプラズマHSP70 (T.g.HS70)による樹状細胞(DC)標的ワクチンの実用化に向け以下の解析を行った。まず、IFN-.およびMyD88欠損マウスDCが、野生型(WT)マウスDCと同様に、T.g.HS70刺激により成熟し、syngeneic naive WTマウスのCD4^+Th0細胞をTh1に誘導することを明らかにした。さらに、DC標的T.g.HSP70遺伝子ワクチン後、早期に、所属リンパ節のDC成熟分化およびTh1防御免疫が誘導され、この応答はTLR4/MyD88自然免疫シグナルを介することを明らかにし、且つ、TLR4/MyD88シグナルを介するワクチン効果が慢性期まで持続することを解明し、国際誌に発表した。
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