研究課題
基盤研究(C)
炎症病態の解析には免疫担当細胞の活性化を制御するメデイエーターであるサイトカインの動態解析が有用である。しかしながら、サイトカインには複雑な相互作用が存在するため、単一のサイトカインの測定のみでは複雑な病態像を理解することは困難であった。当該研究では、モノクローナル抗体とフローサイトメトリー技術を組み合わせることでタンパク質レベルでの多項目解析を可能にしたサスペンションアレイ法を用い病態の解析を行った。当該研究の結果、炎症性疾患の病態増悪化に複数のサイトカイン産生が亢進する高サイトカイン血症がその背景として存在し、特にGITR刺激をうけたCD4/CD25陽性調節性T細胞の機能変化が病態の増悪化を誘導している可能性を明らかにした。
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