研究課題
基盤研究(C)
臨床分離S. maltophilia 66株を用いて多剤耐性化しているこの菌の薬剤耐性や病原性について研究を行った。PFGEやMLSTを行った結果、同一病院で分離された株であるがそれぞれの遺伝的関連は薄いことがわかった。また、病原性遺伝子について調べたところ臨床分離株であるにもかかわらず目立った病原性因子は持たないことがわかった。この結果から、病院内におけるS. maltophiliaは外部から持ち込まれ、耐性遺伝子を生来幾つか持っていることから院内に留まり続けている事がわかった。
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