研究課題/領域番号 |
21590572
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
|
研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
濱井 妙子 静岡県立大学, 看護学部, 助教 (50295565)
|
研究分担者 |
永田 文子 東京大学, 医学系研究科, 助教 (30315858)
山田 貴代 静岡県立大学, 看護学部, 助教 (40453063)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 地域医療 / 外国人医療 / コミュニケーション・ギャップ / 異文化コミュニケーシ / 医療コミュニケーション / 在日ブラジル人 / 外国人患者 / 異文化コミュニケーション |
研究概要 |
本研究では、外国籍住民に安心で安全な医療サービスを提供するための方策を検討するために、医療者を対象に質問紙調査と2種類のグループ・ディスカッションを実施した。その結果、1)外国人患者と医療者(医師、薬剤師)間に生じるコミュニケーション・ギャップの実態と関連要因、2)コミュニケーション障害をもつ患者をケアする上で、看護師に必要なカルチュラル・コンピテンス、3)外国人患者に安全な医療サービスを提供するための最優先課題と方策、を明らかにした。これらの結果から、医療者は、言葉の違いがある外国人患者に対して、積極的にコミュニケーションをとることが難しく、コミュニケーションの質は日本人患者に比べて低いことが確認された。その対応として、医療者はカルチュラル・コンピテンスをみにつけることと、医療通訳の教育をうけた通訳者を利用することが重要であることが示唆された。
|