研究課題/領域番号 |
21590593
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
北村 佳久 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 准教授 (40423339)
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研究分担者 |
川崎 博己 (川崎 博已) 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (60125151)
浅沼 幹人 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 准教授 (00273970)
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研究協力者 |
小山 敏広 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (60595106)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 治療抵抗性うつ病 / 電気けいれん療法 / 神経細胞新生 / ドパミン / 抗うつ薬 / 視床下部-下垂体-副腎皮質系 / 脳由来神経栄養因子 / リチウム / 電気けいれん刺激 / 細胞新生 / 海馬 / 免疫組織化学的研究 / 抗うっ薬 / 視床下部-下垂体-腎皮質系 / モノアミン / 脳内透析法 / ドパミントランスポーター / 行動薬理学 |
研究概要 |
治療抵抗性うつ病の病態メカニズムの解明のために、下垂体ホルモンであるACTHを反復投与した治療抵抗性うつ病の動物モデルラットを用いて検討を行った。その結果、ドパミン神経作用薬が有効であることを明らかにした。本作用には側坐核におけるドパミン神経機能の亢進が考えられた。また、本モデルでは海馬における細胞新生は抑制されることを見出した。さらに、この抑制作用はimipramineとlithiumの併用投与、電気けいれん療法により拮抗した。以上の結果より、治療抵抗性うつ病の病態には細胞新生の抑制が考えられ、その改善には細胞新生の改善が必要であることを明らかにした。
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