研究課題/領域番号 |
21590597
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
大橋 京一 大分大学, 医学部・臨床薬理学, 教授 (20137714)
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研究分担者 |
内田 信也 静岡県立大学, 薬学部・実践薬学分野, 講師 (80372522)
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連携研究者 |
白尾 國昭 大分大学, 医学部・腫瘍内科学, 教授 (10467996)
野口 隆之 大分大学, 医学部・麻酔科学, 医学部長、教授 (90156183)
小手川 勤 大分大学, 医学部・臨床薬理学, 准教授 (20264343)
森本 卓哉 大分大学, 医学部附属病院・臨床薬理センター, 准教授 (10392242)
今井 浩光 大分大学, 医学部・臨床薬理学, 助教 (30398250)
立石 正登 長崎国際大学, 薬学部・臨床薬剤学, 教授 (20446123)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2011年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2009年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | ゲノム / 薬剤反応性 / オピオイド / オピオイド鎮痛薬 / μ受容体 / 遺伝子多型 / 個別化治療 / オピオイド受容体 |
研究概要 |
オピオイドμ受容体の遺伝子(OPRM1)の118A> Gは、白人でのアレル頻度は10~20%であるが、我々の検討した結果では41%と人種差が存在していた。オキシコドン、フェンタニール投与の癌患者について調べた結果では、オピオイド鎮痛薬による鎮痛効果と遺伝子多型に差は認めなかったが、118G変異を有する患者で悪心・嘔吐、眠気の発現率が有意に少ないことを認めた。さらにGG型群とAA群の健常者を対象として、オピオイド鎮痛薬であるブプレノルフィン静脈投与後の血中濃度、痛覚閾値と同時に副作用(悪心・嘔吐、傾眠)を経時的に測定したところ、薬物動態には差を認めないものの、GG群において痛覚閾値、副作用が有意に減弱していた。OPRM1の118変異はμ受容体に対するオピオイド鎮痛薬の親和性を減弱させる可能性が、癌患者並びに健常者において認められ、今後オピオイド鎮痛薬の個別化治療の有用なバイオマーカーとなる可能性がある。
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