研究課題/領域番号 |
21590602
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
高原 章 東邦大学, 薬学部, 教授 (80377481)
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連携研究者 |
行方 衣由紀 東邦大学, 薬学部, 講師 (30510309)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 心房細動 / 肺静脈 / 異常自動能 / 撃発活動 / 活動電位 / カルバコール / 抗不整脈薬 / 肺動脈 / 心筋袖 / ナトリウムチャネル / 伝達遅延 / 有効不応期 / 薬物治療戦略 / イオンチャネル |
研究概要 |
本研究は肺静脈の電気生理学的特徴を明らかにすることを目的とし、肺静脈組織の電気的活動性ならびにイオンチャネル機能や細胞内Ca^<2+>動態に影響を与える薬物の肺静脈における応答性を検討した。肺静脈に局在する心筋では静止膜電位が心房筋より浅く、Ca^<2+>過負荷が生じやすい環境であり、不整脈の発生原因となる撃発活動が生じやすい電気生理学的特性を有することが明らかになった。ムスカリン受容体またはGIRKチャネルは活性化により肺静脈の膜電位を過分極させるため、撃発活動を強力に抑制できる分子ターゲットになりうると考えられた。
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