研究課題/領域番号 |
21590608
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
吉田 繁 北海道大学, 大学院・保健科学研究院, 助教 (20431314)
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研究分担者 |
富居 一範 北海道大学, 大学院・医学研究科, 助教 (20431306)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 免疫 / NKG2D / H60c / 可溶型NKG2Dリガンド / DETCs |
研究概要 |
腫瘍の免疫監視回避機構の1つに可溶型NKG2Dリガンドの産生が報告されている.マウス皮膚腫瘍細胞で皮膚に特異的なNKG2DリガンドであるH60cの可溶型(sH60c)を産生しうる遺伝子の発現を初めて確認した.その発現量が皮膚扁平上皮癌組織で有意に増加していることを明らかにした.また,H60cモノクローナル抗体を作製し,sH60cを検出するサンドイッチELISA法を開発した.本研究はヒト癌における免疫回避機構の理解を深め,癌治療の予後予測や新たな免疫療法の開発に役立つことが期待できる.
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