研究課題
基盤研究(C)
ある事業所の日本人男性労働者364人を対象として、コーヒー摂取と、内臓脂肪面積、皮下脂肪面積、アディポネクチン総量(T-Ad) 、 LMW-、 MMW-、 HMW-アディポネクチンなどのメタボリックシンドローム(MS)関連指標との関連の解析を行った。年齢、飲酒、喫煙、歩行、BMIを調整した重回帰分析において、少量(1-3杯/日)あるいは中等量(4杯以上/日)のコーヒー摂取は、内臓脂肪面積および内臓脂肪/皮下脂肪面積比と負の関連(P<0.0001)を示した。また中等量のコーヒー摂取は、T-AdおよびHMW-Adの上昇と関連する傾向を示した。ある自治体の労働者3284人(20-65歳;男性2335人、女性948人)を対象として、コーヒー摂取とMS発症との関連性の解析を行った。MSの基準を満たす人は、男性364人(16.0%)、女性32人(3.4%)であった。ロジスティック回帰分析において、中等量のコーヒー摂取は、男性においてMSの存在と負の関連を示した(ORニ0.61;95%CIO.39-0.95)。また、 MSの要素の中では、年齢、BMI、喫煙、飲酒、運動を調整した後に、高血圧と高中性脂肪血症が中等量のコーヒー摂取と負の関連を示した。しかし、女性においてはコーヒー摂取とMSの存在やMSの要素との有意な関連はみられなかった。
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