研究課題/領域番号 |
21590667
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
岩崎 賢一 日本大学, 医学部, 教授 (80287630)
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研究分担者 |
青木 健 日本大学, 医学部, 助教 (60332938)
小川 洋二郎 日本大学, 医学部, 助教 (60434073)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 環境 / 生理学 / 脳血流自動調節 / 低酸素 / 失神 |
研究概要 |
脳血流を自動的に調節している機能が、低酸素血症において悪化を示す可能性を、15%酸素濃度の低酸素環境に30分から4時間曝露した実験にて検討した。低酸素2時間曝露後には、大腿カフ解除法により一過性に血圧を低下させた時の脳血流回復率が悪化していた。また、周波数解析の緩徐な変動域の自動調節機能の指標も悪化を示した。これらの結果より、低酸素血症は、脳血流の動的自動調節機能を減弱させ、起立などで一過性の血圧低下が発生した際には脳血流の回復が遷延し失神を呈する可能性が高くなると考えられた。
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