研究課題
基盤研究(C)
Cdx2トランスジェニックマウスの胃粘膜におけるShhの発現を定量的PCRで検討したところShhの発現は完全に抑制されていた。RNAレベルのみならず免疫組織染色においても正常胃粘膜の壁細胞に発現しているShhが、腸上皮化生粘膜では完全に消失していた。このShhの発現低下の機序はShhのプロモータ領域のメチル化によるものではなく、転写因子であるCdx2がShhのプロモータ領域に存在するシスエレメントに結合することによりShhの発現を低下させていることが確かめられた。
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