研究課題/領域番号 |
21590816
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
馬場 英司 九州大学, 病院・血液・腫瘍内科 (00315475)
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研究分担者 |
赤司 浩一 九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (80380385)
新納 宏昭 九州大学, 病院, 助教 (20380636)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 消化器癌 / エクソゾーム / マイクロRNA / 末梢血 / バイオマーカー / 癌 / 生体分子 |
研究概要 |
ヒト消化器癌細胞が細胞外に放出する小胞であるエクソゾームには、腫瘍特異的マイクロRNAが含まれているが、その機能や診断的意義は不明であった。本研究では、大腸癌患者血清中のエクソゾームに含まれる腫瘍特異的マイクロRNAを網羅的解析により同定し、これらが多くの大腸癌患者血清エクソゾームに検出されること、大腸癌組織に特異的に発現している事を見いだした。さらにこの腫瘍由来マイクロRNAを含むエクソゾームは、腫瘍近傍の細胞内に取り込まれて、そこで遺伝子の翻訳制御に働くことを示した。本研究で腫瘍由来エクソゾームの機能と、診断的意義が示された。
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