研究課題/領域番号 |
21590848
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
日浅 陽一 愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (70314961)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | WT1遺伝子 / PKR / 肝細胞癌 / アポトーシス / C型肝炎ウイルス / interleukin-8 / Caspase / siRNA / PCRアレイ / H77 / Annexin V / HCV粒子生成可能複製系 / 細胞増殖 / 細胞接着因子 |
研究概要 |
肝細胞癌でWT1 geneは高発現しており、肝細胞癌の発癌、腫瘍増大、再発に関わる。また、PKRはC型肝炎ウイルスに対する治療薬であるインターフェロン、リバビリンの抗ウイルス作用にかかわる一方、肝細胞癌で高発現している。これら2つの蛋白の臨床的役割について解析した。肝細胞癌においてWT1は抗アポトーシスに作用し、PKRは肝細胞増殖に関与している可能性が示唆された。また肝細胞癌患者を対象にWT1を用いた免疫治療臨床試験を行い、安全性と一部の症例で有効性を確認した。肝細胞癌に高発現するWT1, PKRは癌の臨床像に関わり、治療標的となり得ることが示唆された。
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