研究課題/領域番号 |
21590975
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
権 寧博 日本大学, 医学部, 准教授 (80339316)
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研究分担者 |
羅 智靖 日本大学, 医学部, 教授 (60230851)
林 伸一 日本大学, 医学部, 助教 (20445745)
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連携研究者 |
林 伸一 日本大学, 医学部, 助教 (20445745)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 気道上皮 / 気管支喘息 / タイトジャンクション / 気道炎症 / 気道上皮細胞 / EGFR / 副腎皮質ステロイド / バリア機能 / 透過性 / Heregulin / ErbB1 / ErbB3 / Tight junction / 透過性バリア |
研究概要 |
気道上皮の物質透過性制御の破綻は、気管支喘息などの慢性気道炎症の発症と深く関係している。我々は、気道における気道透過性制御のメカニズムについて、ヒト気道上皮細胞株Calu-3を用い検討し、上皮バリアに影響を及ぼす遺伝子発現をGeneChipで解析した。解析結果、気道における気道透過性バリアはEGFによって制御されており、EGF受容体がRac1/JNK経路を介して透過性バリアを安定化に関係していることを明らかにした。また、heregulin(HRG)がErbB3シグナルを介して、気道の上皮透過性バリア形成において重要な役割を果たしていることを明らかにしており、ErbB2とErbB3受容体のヘテロダイマーによるシグナルが、気道における上皮バリア形成において重要であることを明らかにした。また、ステロイドがEGFRを介して、気道上皮バリア機能に対し促進する作用を有することを明らかにした。
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