研究課題/領域番号 |
21590986
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
中村 祐太郎 浜松医科大学, 医学部・附属病院, 助教 (60436962)
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研究分担者 |
須田 隆文 浜松医科大学, 医学部, 助教 (30291397)
永田 年 浜松医科大学, 医学部, 教授 (90275024)
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研究協力者 |
河野 雅人 浜松医科大学, 医学部, 大学院生
加藤 真人 浜松医科大学, 医学部, 大学院生
KALINSKI Pawel University of Pittsburgh, Department of Surgery
GIERMASZ Adam S University of California San Francisco, Department of Hematology/Oncology
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 免疫学 / 感染症 / 細胞ワクチン / 免疫 / 細胞・組織 / 細胞,組織 |
研究概要 |
結核菌を含む細胞内寄生菌に対する安全で有効なワクチンの開発が切望されている.我々は生体で最も強力な抗原提示細胞である樹状細胞(Dendritic cell ; DC)を用いたDCワクチンが,結核菌を含む細胞内寄生菌に対し有効であることを報告してきた.一方,我々は同時に従来と異なった培養を用いることで, DCをより細胞性免疫の誘導をきたしやすい細胞性免疫誘導型DC(DC1)を作製することに成功し,腫瘍モデルでその有効性を確認した.今回このようなDC1ワクチンを用いて細胞内寄生菌であるリステリアモデルでその有用性を検討した.その結果, GM-CSF, IL-4, IFN-・,およびLPSにて培養したDC(DC1)投与群において, GM-CSFおよびLPSのみにて培養したDC(通常型DC)投与群に比し有意に抗原特異的なCTL誘導および感染防御能が増強することが確認され,さらに有意な生存期間の延長も認められた.細胞性免疫誘導型DCワクチンは細胞内寄生菌に対する有望なワクチンと考えられる.
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