研究課題/領域番号 |
21591001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
小山 信之 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (30353460)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | EZH2 / 非小細胞肺癌 / 予後予測因子 / ゲノムワイド / 個別化医療 / H3K27 / ChIP-on-chip / Effector / CHIP-on-chip / 転移 / 浸潤 / siRNA / 予後診断マーカー |
研究概要 |
I期非小細胞肺癌外科切除検体を用いたEZH2蛋白に対する免疫組織化学から、EZH2発現症例群は非発現症例群に比して有意に生存期間が短いことが判明した。Cox比例ハザードモデルでは、EZH2非発現が単独で生存期間延長に関連する因子だった。以上からEZH2がI期非小細胞肺癌術後に対する予後予測因子となる可能性が示された。さらにshRNAによるEZH2発現抑制後にIn vitro cell growth assayおよびMatrigel invasion assayを行い、EZH2発現抑制により有意に肺癌細胞の増殖抑制と浸潤能・転移能低下が見られた。これらの結果から、EZH2が肺癌において、癌遺伝子として機能している可能性が示唆された。
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