研究課題/領域番号 |
21591008
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
清家 正博 日本医科大学, 医学部, 准教授 (30366687)
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研究分担者 |
弦間 昭彦 日本医科大学, 大学院・医学研究科, 教授 (20234651)
峯岸 裕司 日本医科大学, 医学部, 講師 (80386234)
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連携研究者 |
峯岸 裕司 日本医科大学, 医学部, 講師 (80386234)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | マイクロRNA / 肺癌 / 薬剤感受性 |
研究概要 |
肺癌の薬剤効果に関わるマイクロRNA(miRNA)を明らかにし、肺癌の新たな治療法を開発することを目的に研究を遂行した。まず肺癌細胞株30株に対する網羅的miRNA発現解析を行い、9種類の抗癌剤感受性に関わる4個のmiRNA(miR-21, miR-31, miR-193b, miR-365)を同定した。次に新規分子標的薬剤であるEnzastaurinに関し、miR-21がJAK/STAT経路活性化により発現制御を受け薬剤効果に関与することを明らかにした。最後にmiR-23a/24/27 clusterと上皮間葉移行(EMT)の関係について検討し、miR-23aがE-cadherinを標的因子としてTGFβ誘導EMTを制御し、EGFR-TKI耐性を導くことを明らかにした。これら薬剤感受性miRNAの制御は肺癌の新たな治療戦略の1つになり得ると考えられる。
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