研究課題/領域番号 |
21591024
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
木村 秀樹 福井大学, 医学部, 准教授 (20283187)
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研究分担者 |
吉田 治義 福井大学, 医学部, 教授 (80135574)
糟野 健司 福井大学, 医学部, 助教 (60455243)
菅谷 健 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 客員教授 (40381561)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 腎臓学 / ペルオキシゾーム増殖剤応答性受容体 / 脂肪酸結合蛋白 / 尿細管上皮細胞 / メサンギウム細胞 / 炎症 / アンジテンシンII受容体拮抗薬 / 肝X受容体(LXR) / ペルオキシゾーム増殖薬活性化受容体(PPAR) / PAI-1 / MCP-1 / 低酸素 / TNF-α / TGF-β / ファルネソイドX受容体(FXR) / プラスミノーゲンアクチベーターインヒビタ-1(PAI-1) / プラスミノーゲンアクチベーターインヒビター1(PAI-1) |
研究概要 |
腎障害の進行過程で主たる炎症の場となるヒト尿細管細胞とヒトメサンギウム細胞に、機能的なペルオキシゾーム増殖薬応答性受容体(PPAR)-δ,γ蛋白の発現を確認した。アンジオテンシンII受容体阻害薬であるテルミサルタンはPPAR活性化作用を有し、標的遺伝子である脂肪酸結合蛋白(FABP),肝X受容体等の発現を誘導するとともに、単球走化性ペプチド(MCP)-1産生を抑制し抗炎症作用を呈した。PPARのリガンドの転送蛋白であるFABPを過剰発現するマウス尿細管細胞では、PPAR-発現が増強し、MCP-1産生が抑制された。以上より、PPAR, FABPの機能・動態に影響しうる活性化物質は、慢性腎臓病の新規治療薬の可能性があると推測された。
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