研究課題/領域番号 |
21591064
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
|
研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
野々口 博史 兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (30218341)
|
研究分担者 |
中西 健 (中日 健) 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (70217769)
|
連携研究者 |
冨田 公夫 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 教授 (40114772)
河原 克雅 北里大学, 医学部, 教授 (70134525)
中山 裕史 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 講師 (00363531)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 水・電解質代謝学 / 抗利尿ホルモン / レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系 / ミネラルコルチコイド受容体 / 細胞質核内輸送 / V1a受容体 / アルドステロン / 腎尿細管性アシドーシス / ミネラロコルチコイド受容体 / 細胞質・核輸送 / 核内受容体 / 介在細胞 / V2受容体 / ノックダウン / 抗体利尿ホルモン / ノックアウトマウス / トランスジェニックラット / H-ATPase |
研究概要 |
バゾプレッシンV1a受容体KOマウスは、軽度腎機能低下、代謝性アシドーシス、高K血症を特徴とする4型腎尿細管性アシドーシスを呈することを報告した。さらに、腎における酸排泄部位である集合尿細管間在細胞cell line(IN-IC cell)を作成し、アルドステロンの受容体であるmineralocorticoid receptorの核内への輸送にバゾプレッシンV1a受容体が必須であることを明らかにした。以上より、バゾプレッシン系であるV1a受容体がレニン・アンジオテンシン・アルドステロン(RAS)系であるアルドステロンの酸塩基平衡調節作用を制御していることを明らかにした。これらの事は、バゾプレッシンV1a受容体拮抗薬によるアルドステロン作用制御という臨床応用の可能性を示唆している。
|