研究課題/領域番号 |
21591080
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
八木田 佳樹 大阪大学, 医学系・研究科, 助教 (20403066)
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研究分担者 |
北川 一夫 大阪大学, 医学系・研究科, 准教授 (70301257)
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研究協力者 |
佐古田 三郎 刀根山病院, 院長
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 脳虚血 / 血管内皮 / 微小循環障害 / Rho-kinase / 一酸化窒素合成酵素 / 脳小血管病 |
研究概要 |
内皮型一酸化窒素合成酵素(eNOS)は血管内皮機能維持に重要な分子である。脳虚血急性期にはeNOSの発現は亢進するものの、Ser1177部位のリン酸化は大きく低下しており、機能不全の状態であることを見出した。Rho-kinase阻害薬はeNOSリン酸化を亢進させることで虚血性脳障害を緩和した。また高血圧状態では脳小血管のeNOSリン酸化が低下しており、脳虚血病態を悪化させることを示した。降圧治療によりeNOSリン酸化を保持することが可能であり、さらにphosphodiesterase3阻害薬は降圧とは独立してeNOSリン酸化を保持し、内皮保護、脳虚血障害の緩和に寄与することが明らかとなった。
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