研究課題/領域番号 |
21591112
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
広木 昌彦 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 非常勤講師 (30456884)
|
研究分担者 |
山口 直人 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (40239900)
河野 豊 茨城県立医療大学, 付属病院, 講師 (10392200)
上野 友之 茨城県立医療大学, 保健医療学部・医科学センター, 助教 (10390931)
|
研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 脳神経疾患 / 循環器・高血圧 / 頭部MRI / 高血圧 / 認知機能 / 高分解能MRI / 血管周囲腔 / 脳卒中 / MRI / 白質病変 |
研究概要 |
103人が追跡調査に登録された。45人が高血圧を有していた。大脳白質線状高信号病変(WM-LH)は脳体積と負の相関をラクナ梗塞(無症候性)の数と正の相関を認めた。大脳基底核高信号病変(BG-LH)はラクナ梗塞の数に有意な相関を認めた。一方これら線状高信号病変と精神機能検査成績とに相関を認めなかった。以上から、WM-LHおよびBG-LHは加齢または脳萎縮と関連することが示唆された。無症候性の脳梗塞は有症候性脳梗塞の発症および認知機能低下と関連することから、2つの線状高信号病変は潜在的に臨床的重要性を有していると考えられた。今後、残血清によるバイオマーカー値を含めて多変量解析をおこなう計画である。
|