研究課題/領域番号 |
21591113
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
隅 寿恵 大阪大学, 医学系・研究科, 助教 (30403059)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 筋萎縮性側索硬化症(ALS) / TDP-43 / 軸索変性 / 上位運動ニューロン / 疾患モデルマウス / 変異SOD1遺伝子(G93A)トランスジェニックマウス / 核外への移行 / TAR DNA-binding protein of 43kDa (TDP-43) / 封入体 / 中心前回 / 核萎縮 / オリゴデンドロサイト / TAR DNA-binding protein of 43kDa(TDP-43) / 細胞核 / 変異SOD1(G93A) / G93Aマウス |
研究概要 |
我々は、弧発性ALS患者の一次運動野における神経細胞質内に形成されるTDP-43陽性封入体と錐体路変性(延髄レベル)との関係を病理学的に解析したところ、TDP-43の細胞内凝集は神経細胞ではなく主にグリア細胞内に認められ、その数と錐体路変性とは明らかな相関を認めなかった。さらに、ALSモデルマウスの脊髄の大型神経細胞における核のTDP-43発現と神経変性の関係を定量的に評価し有意な所見を得た。また脊髄白質においてリン酸化TDP-43の高発現を認め、軸索変性にリン酸化TDP-43が関与する可能性が示唆された。
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