研究課題
基盤研究(C)
脂肪細胞においてFSP27が大きなサイズの脂肪滴をつくり出すメカニズムを解明するため、FSP27の構造機能連関を検討した。この結果、脂肪滴のサイズを増大させるにはFSP27のカルボキシル末端側半分の構造(アミノ酸130-239部分:マウスFSP27)が必要十分であることを明らかにした。さらにFSP27のカルボキシル末端側半分の構造同士はFSP27の全長と同様にお互い結合しあうことを見いだした。脂肪滴の増大には脂肪滴に局在するFSP27がカルボキシル末端側で結合し合いお互い脂肪滴同士を融合させる機序が推測された。
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