研究課題/領域番号 |
21591222
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
|
研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
杉本 耕一 順天堂大学, 医学部, 准教授 (50281358)
|
連携研究者 |
鈴木 洋 東京大学, 大学院・医学系研究科, 特任助教 (00587793)
藤村 務 順天堂大学, 医学系, 准教授 (70245778)
高木 正稔 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 講師 (10406267)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | L-asparaginase / NK細胞リンパ腫 / eIF4E / グルタミン / TCAサイクル / NK細胞腫瘍 / alpha-ケトグルタル酸 / アポトーシス / 癌細胞代謝 / 炭素骨格分子 / 翻訳開始因子群 / MYC |
研究概要 |
治療抵抗性のNK細胞リンパ腫にも有効であるL-asparaginase(L-ASP)の2つの新しい作用機序を明らかにした。1つめとしてL-ASPはeIF4Eをはじめとする翻訳開始因子を著明に減少させて、MYC、BCL-2、eIF4E自体など腫瘍の増殖、アポトーシス抑制に必要な蛋白質の翻訳を阻害した。2つめとしてL-ASPはグルタミン欠乏を介してTCAサイクルの枯渇・機能不全を起こし、最終的にアポトーシスを引き起こした。この結果から急性リンパ性白血病を含めたリンパ系腫瘍のグルタミン依存性、TCAサイクルのアポトーシス抑制における中心的な役割が明らかとなった。
|