研究課題
基盤研究(C)
これまでの研究(平成17-18年若手研究B、平成19-20年科学研究費C)から、IL-21Rを欠損した脾細胞を用いるとGVHDが減弱すること、実際にIL-21デコイ受容体でGVHDの治療効果が得られることを示してきた。今回の研究ではIL-21抑制がGVHD制御をもたらすメカニズムを明らかにすることを目的とした。IL-21R欠損脾細胞を移植した群ではエフェクターT細胞からのサイトカインの産生が低下していることが明らかとなった。さらにその原因として制御性T細胞の増加が考えられた。しかし抗CD25抗体で制御性T細胞を除去してもGVHD抑制には大きな変化が見られなかったことから、制御性T細胞自体が原因なのではなく、エフェクターT細胞の効率的産生が低下していることが原因と推論した。
すべて 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (13件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (16件) 備考 (1件)
Cytotherapy
巻: 13(6) ページ: 686-694
Bone Marrow Transplant
巻: 46(12) ページ: 1557-1565
Immunot herapy
巻: 3(7) ページ: 833-52
巻: 46巻 号: 12 ページ: 1557-1565
10.1038/bmt.2010.342
巻: 45(4) ページ: 723-9
J Immunol
巻: 185(3) ページ: 1920-1926
Bone Marrow Transplant.
巻: 45 ページ: 723-9
J Immunol.
巻: 185 ページ: 1920-6
Bone Marrow Transplantation (in press)
J. Throm b. & Hemost
巻: (in press)
巻: (In Press)
http://www.jichi.ac.jp/usr/hema/index.html