研究課題
基盤研究(C)
研究期間内にもRickettsia japonica感染である日本紅斑熱の患者数は増加の一途たどった。さらに、重症例や死亡例の存在も明らかとなった。Orientia tsutsugamushi感染のつつが虫病と比較し、急性期のサイトカインの血中濃度は日本紅斑熱では著明高値を呈し、とくにTNF-αにおいて重症化との関連性が示唆された。日本紅斑熱ではテトラサイクリン系薬に加え、一部のニューキノロン系薬の併用が有効性を示した。実験的にもこの2剤の併用が、単独投与時よりTNF-α産生抑制を増強した。日本紅斑熱の救命のための治療法として、これら2剤の併用が有力な候補となる可能性が示唆された。
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