研究課題/領域番号 |
21591389
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
楠原 浩一 産業医科大学, 医学部, 教授 (20243941)
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研究分担者 |
下野 昌幸 産業医科大学, 医学部, 准教授 (00248569)
保科 隆之 九州大学, 大学病院, 助教 (30398078)
井上 普介 九州大学, 大学病院, 医員 (90467902)
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連携研究者 |
山口 清次 島根大学, 医学部, 教授 (60144044)
吉川 哲史 藤田保健衛生大学, 医学部, 教授 (80288472)
市山 高志 山口大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (20263767)
島川 修一 大阪医科大学, 大学病院, 助教 (40465620)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 脳症 / 小児 / 診断 / 予後 / 多施設共同研究 / 急性脳症 / 小児期 / 早期診断 / 予後予測 / 脳炎 / 熱性けいれん / 異常行動 / 熱性けいんれん |
研究概要 |
小児期急性脳症および関連疾患の発症早期の尿中β2-ミクログロブリン(BMG)値の検討を多施設共同研究として行った。尿中BMGを急性脳症、複雑型熱性痙攣、異常行動の3群で比較すると、平均BMG値は急性脳症群が明らかに高く、複雑型熱性痙攣群、異常行動群と続いたが、3群間に統計学的有意差は認められなかった。急性脳症のタイプと尿中BMGの相関は認めなかった。入院時の尿中BMG値著増例の多くは死亡あるいは最重度の後遺症を残した。急性脳症例での死亡群、最重度後遺症群では早期の尿中BMG値が有意に高く、早期の尿中BMG値の上昇は脳症の予後不良因子と考えられた。
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