研究課題/領域番号 |
21591416
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
中村 彰治 山口大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (80112051)
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研究分担者 |
石川 淳子 山口大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (30570808)
石川 晃教 山口大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (40363098)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 妊娠 / 運動 / ストレス / 学習 / 情動 / 海馬 / 八方向放射状迷路学習 / 空間学習 / 妊娠中の運動 / 妊娠中のストレス / 情動の発達 / 脳の発達 |
研究概要 |
妊娠中の運動が、生後の仔の学習・情動行動に及ぼす影響を検討した。妊娠ラットは、全妊娠期間中に自由に回転ケージで運動できるようにした。学習・情動行動は、生後7週から15週で評価した。さらに、妊娠中の運動が、仔の遺伝子発現に及ぼす影響についてもDNAマイクロアレイ解析法で検討した。母体が妊娠中に運動をした仔は、うつ様行動が増加し、学習能力が低下していた。さらに、海馬の脳由来神経栄養因子(BDNF)の発現が、著しく低下していた。これらの結果は、妊娠中の運動は、海馬のBDNF発現を低下させることにより、仔の生後の学習・情動行動を阻害する可能性を示唆する。
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