研究課題
基盤研究(C)
表皮セラミド合成酵素欠損マウス(K5. SPT-KO)は表皮バリア機能の破綻を生じ、同時にランゲルハンス細胞の活性化、および真皮に多数のγδ-17細胞を認め、発症した皮疹は乾癬様であった。IL-23/ IL-17軸の活性化があり、抗IL-12/ 23p40抗体の処理によってγδ-17細胞の減少および皮疹の軽減が認められた。以上の結果、表皮バリア破壊がγδ-17細胞を含む皮膚免疫系を活性化し乾癬様の皮膚症状を誘導することを示す。
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