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類天疱瘡抗体が表皮基底細胞表面結合後の水疱形成機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 21591457
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 皮膚科学
研究機関岐阜大学

研究代表者

永井 美貴  岐阜大学, 大学院・医学系研究科, 非常勤講師 (80324309)

研究分担者 岩田 浩明  岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (20397334)
周 円  岐阜大学, 大学院・医学系研究科, 非常勤講師 (60444288)
研究期間 (年度) 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2009年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
キーワード類天疱瘡 / エンドサイトーシス / 免疫電顕
研究概要

本研究は類天疱瘡抗体の抗原結合後に特異的に活性化されるシグナル伝達に基づき、類天疱瘡抗体免疫複合体がエンドサイトーシスされる過程(仮説)を免疫電子顕微鏡で検討することを最終目的としている。
すでに数名の類天疱瘡患者から類天疱瘡IgG抗体を精製し、基礎実験として培養ケラチノサイトを用いて検討を行ったところ、類天疱瘡抗原は、類天疱瘡IgG抗体反応後には経時的にヘミデスモゾーム画分から減少していることがわかった。このことは、類天疱瘡IgG抗体が類天疱瘡抗原に結合後、患者体内でも(in vivo)同様な細胞生物学的な反応を引き起こしていることを示唆するものである。
当初、平成22年度の計画として考えていた凍結固定、凍結置換法を用いた包埋後免疫電顕法で試験的に検討した。すなわち、類天疱瘡患者皮膚においてin vitroと同様の類天疱瘡抗体免疫複合体が細胞質内にあるかどうか検討をした。
同意を得た類天疱瘡患者1名の皮膚を凍結固定、凍結置換させ、包埋後免疫電顕の試料を作成した。数か所に免疫複合体を細胞質内に検出することは困難であったが一か所のみ免疫複合体を認識した金コロイドを多数観察することができ、細胞質内に免疫複合体が取り込まれている可能性を示唆した(第108回日本皮膚科学会総会発表)。今後は、条件設定を改良し、安定した結果を得られるよう工夫し、さらに培養ケラチノサイト(in vitro)系においても確認が必要である。

報告書

(1件)
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] (教育講演)電顕がなくても見られる電顕写真2009

    • 著者名/発表者名
      永井美貴
    • 学会等名
      第108回日本皮膚科学会総会
    • 発表場所
      福岡国際会議場(福岡市)
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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