研究課題/領域番号 |
21591498
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
北川 信樹 北海道大学, 北海道大学病院, 助教 (80312362)
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研究分担者 |
井上 猛 北海道大学, 北海道大学病院, 講師 (70250438)
賀古 勇輝 北海道大学, 北海道大学病院, 助教 (70374444)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | うつ病 / リハビリテーション / 認知機能 / 復職支援 / 集団認知行動療法 / 作業療法 / 転帰 / 治療反応性 |
研究概要 |
うつ病患者を対象に、作業療法と集団認知行動療法(CBGT)によるリワークプログラムを12週間実施し、その効果と転帰との関連について実証的に検討した。単極性の大うつ病例では,施行前後で抑うつ症状、認知スタイル、自覚的QOLが有意に改善しており、また、異常がみられた認知機能では中等度の効果が得られていた。転帰良好群では、プログラム終了時の実行機能が有意に高成績だった。また、言語記憶検査がCBGTの治療反応性を有意に予測した。プログラムは、症状や社会的転帰の改善のみならず、認知リハビリテーションとしても有効な可能性が考えられた。また、復職準備性の評価、心理療法に対する治療反応性の予測に神経認知機能検査が有用である可能性が示唆された。
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