研究課題/領域番号 |
21591511
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
元村 英史 三重大学, 医学部附属病院, 講師 (10324534)
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研究分担者 |
乾 幸二 生理学研究所, 総合生理研究系, 准教授 (70262996)
前田 正幸 三重大学, 医学部附属病院, 講師 (70219278)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 自動注意処理 / 上側頭回 / 統合失調症 / 誘発磁場 / 誘発電位 / 事象関連電位 / 脳磁図 |
研究概要 |
取り巻く環境の変化を速やかに検出することは生存において重要な情報戦略のひとつである。本研究では、聴覚刺激において変化発生から約100ms後に誘発されるN1, N1mを標的とし、変化関連脳活動の解明を進め、この変化関連脳活動の切り口でもって統合失調症における聴覚情報処理異常の解明を試みた。主な結果は以下のとおりである。1)この変化関連脳活動には感覚記憶が関与し、これは主に上側頭回に起因するものである。2)個々の音特性変化(音源、周波数、音圧)に関わらず、聴覚皮質(おそらく上側頭回)にその信号源が推定された。3)個々の音特性変化に関わらず、統合失調症患者では健常者と比較して変化関連脳活動強度が統計学的に有意に低くみられた。上側頭回はsensory gateの役割を担い、統合失調症にはこの高次な階層レベルの情報処理異常が存在すると考えられる。
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