研究課題/領域番号 |
21591530
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
松本 真知子 (松本 眞知子) 北海道医療大学, 薬学部, 准教授 (70229574)
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研究分担者 |
富樫 廣子 北海道医療大学, 薬学部, 教授 (20113590)
木村 真一 北海道医療大学, 薬学部, 講師 (90281287)
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連携研究者 |
木村 真一 北海道医療大学, 薬学部, 講師 (90281287)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 脳機能発達 / 幼児期ストレス / 神経可塑性 / 臨界期 / ERK活性 / 恐怖記憶 / セロトニン / メタ可塑性 / 幼若期ストレス / 心的外傷後ストレス |
研究概要 |
本研究により、幼若期ストレスによって、成長後恐怖記憶の消去障害が生じることが明らかになった。その背景には海馬CA領野ならびに皮質前頭前野(mPFC)のシナプス可塑性の変化すなわちメタシナプス可塑的変化が生じている可能性がある。この仮説は、海馬CA1およびmPFCのERK活性の変化によっても支持された。以上の結果から幼若期ストレス負荷によって生じた成長後の恐怖記憶制御機構の障害には、脳部位特異的な情動調節の機能変化あるいは情動神経回路網の形成不全により生じている可能性が強く示唆された。
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