研究課題/領域番号 |
21591584
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
藤本 公則 久留米大学, 大学病院, 准教授 (00199366)
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研究分担者 |
東南 辰幸 久留米大学, 医学部, 講師 (40268892)
川口 淳 久留米大学, バイオ統計センター, 講師 (60389319)
河原 明彦 久留米大学, 大学病院, 臨床検査技師 (00469347)
早渕 尚文 久留米大学, 医学部, 教授 (20108731)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | SPIO造影MRI / 非アルコール性脂肪肝炎(NASH) / 単純性脂肪肝 / Kupffer機能 / CD14抗体 / 非アルコール性脂肪肝炎 / MRI / CD14 / CD68 / Kupffer細胞 / 病理像 / NASH / Kuffer機能 / SPIO |
研究概要 |
SPIO造影MRI検査(SPIO-MRI)および肝組織診断が可能であった32人の患者(非アルコール性脂肪肝炎[NASH] 24人、単純性脂肪肝8人)を対象とし、SPIO-MRIから得られた肝-筋信号強度低下比にてKupffer細胞(KC)貪食能を推測し、その値と肝病理組織にてBrunt分類(線維化、炎症の評価)とCD68、CD14による免疫化学染色の結果との相関を検討した。その結果、SPIO-MRIを用いて推測したKC貪食能は、病理組織学的に評価したNASH病勢およびCD14陽性KC数と有意な相関を認めた。NASHの病因論としてKC貪食能低下が挙げられているが、我々の結果は、これを強く支持した。さらに非侵襲的検査法であるMRIによって比較的侵襲性の高い病理組織の結果を推測できることは、今後、NASH患者の診療に恩恵を与えるものと思われる。
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