研究課題/領域番号 |
21591770
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
塚田 一博 富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学), 教授 (90171967)
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研究分担者 |
嶋田 裕 富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学), 准教授 (30216072)
奧村 知之 (奥村 知之) 富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学), 助教 (10533523)
吉岡 伊作 富山大学, 大学病院, 助教 (30436430)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 胆道外科学 / 予後 / 組織アレイ / 発癌 / 胆嚢癌 / AQP-5 / miRNA / RT-PCR |
研究概要 |
胆嚢癌の組織マイクロアレイにおいてAQP1発現が41%、AQP5発現が59%に認められた。特にAQP5発現は腫瘍進達度や漿膜浸潤との逆相関を認め、さらにゲムシタビンに感受性があり、AQP-5発現症例は予後良好であった。胆嚢癌細胞株NOZ-1においてAQP-5発現を認め、SiRNAによるAQP-5抑制にて細胞の増殖能、浸潤能、運動能が抑制された。NOZ-1のmiRNAのマイクロアレイ解析でゲムシタビン感受性に関係するmiRNAを数種類同定し、そのターゲットであるタンパク質を同定した。これらの成果によりAQP5が胆嚢癌の発癌進展、薬剤感受性に関与し、胆嚢癌の分子標的になり得ることが示唆された。
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