研究課題/領域番号 |
21591786
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
井口 篤志 東北大学, 大学院・医学系研究科, 非常勤講師 (90222851)
|
研究分担者 |
田林 晄一 東北大学, 大学院・医学系研究科, 名誉教授 (90142942)
齋木 佳克 東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50372298)
小田 克彦 東北大学, 大学院・医学系研究科, 非常勤講師 (60323002)
川本 俊輔 東北大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (20400244)
赤坂 純逸 東北大学, 病院, 講師 (80343044)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 冠動脈バイパス / ステント / 生体吸収性素材 / 再生医学 / 冠動脈バイパス術 |
研究概要 |
冠動脈バイパス術では長期的な静脈グラフトの狭窄、閉塞が問題となる。これに対しグラフト内での血管壁への圧負荷の軽減が重要と考えられている。そこで、静脈グラフトの外側をラッピングするステントを作成しグラフト狭窄の原因を軽減することを目的とした。ビーグル犬を用いた冠動脈バイパスモデルの実験を行い、静脈グラフトを外ステントでラッピングした。外ステントは、生体吸収性素材(P(LA/CL))、非吸収性素材(ポリプロピレン)で作成した。結果はP(LA/CL)群で静脈グラフト径は均一であり、グラフトの開存率は他群と比較し有意に高かった。このことより生体吸収性素材による外ステントで静脈グラフトをラッピングすることは、グラフトの遠隔期開存率改善に対して有用であると考えられた。
|