研究課題/領域番号 |
21591895
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
内田 研造 福井大学, 医学部, 准教授 (60273009)
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研究分担者 |
中嶋 秀明 福井大学, 医学部, 助教 (10397276)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 脊椎脊髄病学 / 脊柱靭帯骨化症 / 遺伝子解析 / 骨化前線 / 後縦靭帯 / 黄色靭帯 / メカニカルストレス / 転写因子 / 後縦靭帯骨化症 / マイクロビーズ法 / 組織学的検討 / 黄色靭帯骨化症 / リアルタイムRT-PCR / 培養靭帯細胞 / マイクロアレイ |
研究概要 |
脊柱靭帯骨化症由来の培養靭帯細胞を用いて、骨化形成過程に作用する因子について検討した。脊柱靭帯骨化由来細胞ではβ-catenin、Runx2、OsterixのmRNA発現量が上昇しており、さらにcyclic tensile strainを加えると各因子のmRNAの発現は有意に増加した。免疫組織化学的局在ではRunx2、Sox-9, Osterixは肥大軟骨細胞に強く発現していた。また、組織学的検討では、骨化巣の増大に伴い骨化前線部の拡大、石灰化前線の不整化・延長が著明となり、石灰化前線の周囲には軟骨細胞が密に集族していた。この石灰化前線近傍は細胞活性が高いことが示唆され、さらに未分化間葉系細胞と軟骨細胞における分化、脱分化の過程が転写因子を介して制御され、成熟した軟骨細胞は種々のサイトカインを発現し、基質への血管進入と石灰化の促進をもたらし、骨形成が誘導されると考えられた。
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