研究課題/領域番号 |
21591914
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
関矢 一郎 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 寄附講座教員 (10345291)
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連携研究者 |
宗田 大 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 教授 (50190864)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 間葉幹細胞 / 滑膜 / 軟骨 / マグネシウム / インテグリン |
研究概要 |
私たちは滑膜間葉幹細胞の浮遊液を軟骨欠損部に関節鏡視下で10分間静置し、細胞を軟骨欠損部に接着させる、低侵襲な関節軟骨の再生医療を開始している。滑膜間葉幹細胞の軟骨欠損部への接着効率の向上を目指し、細胞浮遊液へのマグネシウム添加効果を検討した。マグネシウムは容量依存性に、ヒト滑膜間葉幹細胞のcollagen coated dish及びヒト軟骨欠損部に対する接着性を増加した。家兎の滑膜間葉幹細胞を標識し、浮遊液を軟骨欠損部に静置した。5mMマグネシウム添加群は、移植1日後に接着細胞数を増加させ、2、4週後にはより豊富な軟骨基質を認めた。マグネシウム含有細胞浮遊液を軟骨欠損部に静置することにより、接着する細胞数が増加し、本法による軟骨再生医療の成績を向上させることが期待される。
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