研究課題
基盤研究(C)
破骨細胞の骨吸収過程における細胞内形態の動的変化、酸分泌機構を可視化するために、安定したアクチン染色による蛍光条件の確立と空胞様構造における形態変化の画像解析を行った。骨吸収活性が高まるにつれて細胞内においてその空胞様構造の分布に変化が現れ、特に大きな細胞に偏心性に偏って分布することが確認できた。また骨吸収抑制剤であるエルカトニンの添加によりこの活性が変化することがわかった。この分布の変化は骨吸収活性の高まった破骨細胞に特有の変化であると思われる。
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Microsc Res Tech
巻: 72 ページ: 317-322