研究課題/領域番号 |
21591954
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
|
研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
中村 博亮 大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 教授 (60227931)
|
研究分担者 |
寺井 秀富 大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 講師 (20382046)
豊田 宏光 大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 病院講師 (50514238)
|
連携研究者 |
矢野 公一 大阪労災病院, 整形外科
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 自家骨移植 / 細胞の起源 / Green Fluorescent Protein / 骨形成蛋白 / 骨芽細胞 / 破骨細胞 / 新生骨 / 骨形成タンパク |
研究概要 |
GFPラッソトと同系wild-typeラット問で同系骨移植を行い骨形成メカニズムの検討を行った。移植骨(大腿骨5mm長)を液体窒素処理後に移植したものを対照群、無処置を実験群とした。実験群の移植骨内には異所性新生骨形成が認められたが対照群では認められず、蛍光免疫染色で骨芽細胞の由来は、移植後早期はドナー由来で、以降はほぼすべてホストの由来であった。Real time RT-PCR法によりBMP-4の発現は実験群にのみ認められ、in situ hybridization法では、移植後早期は移植骨内の細胞において、中期には移植骨内およびホスト由来の細胞ともにBMP-4の経現が認められた。移植後早期には移植骨内の細胞が存在しないと異所性新生骨を作らないのみたらず、周辺からの細胞の動員も生じないことが明らかになり、BMPによる細胞動員が関与する可能性が示唆された。将来の合理的かっより有効な骨移植法開発へと発展させる手がかりになりうると考える。
|