全身性炎症反応時におけるオートファジーの役割の検討とその制御法の開発について

• 研究課題/領域番号: 21591977
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 麻酔・蘇生学
• 研究機関: 大分大学
• 研究代表者: 萩原 聡 大分大学, 医学部, 講師 (50527661)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: オートファジー / 敗血症 / エンドトキシン / 静脈栄養 / 炎症

研究概要

急性全身性炎症反応症候群においてオートファジーが誘導されることが示された。このオートファジーの誘導は全身性炎症反応症候群における臓器傷害に深く関与している可能性が示唆された。一方、全身性炎症反応症候群時において適切な栄養管理はオートファジーを減弱させ臓器傷害等の改善に寄与できるかもしれない。

研究成果

• [雑誌論文] Stimulation of autophagy in the liver by lipopolysaccharide-induced systemic inflammation in a rat model of diabetes mellitus (2010)
  • 著者名/発表者名: Hagiwara S, Iwasaka H, Koga H, Hasegawa A, Kudo K, Kusaka J, Oyama Y, Noguchi T
  • 雑誌名: Biomed Res
  • NAID: 130004903804
• [雑誌論文] Infusion of a Glucose Solution Reduces Autophagy in the Liver after LPS-induced Systemic Inflammation
  • 著者名/発表者名: Hagiwara S, Iwasaka H, Hasegawa A, Kudo K, Kusaka J, Oyama Y, Noguchi T
  • 雑誌名: Inflammation 巻: (in press)
• [学会発表] 重症患者管理における臓器保護戦略 (2010)
  • 著者名/発表者名: 萩原聡
  • 学会等名: 関東甲信越
  • 発表場所: 集中治療地方会
• [学会発表] 敗血症モデルでの病態形成におけるオートファジーの関与について (2009)
  • 著者名/発表者名: 今冨良太、岩坂日出男、長谷川輝、萩原聡、野口隆之
  • 学会等名: 第15回日本エンドトキシン研究会