研究課題/領域番号 |
21591983
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
祖父江 和哉 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 教授 (90264738)
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研究分担者 |
浅井 清文 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70212462)
杉浦 健之 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 講師 (20295611)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 水チャネル / 中枢神経 / 発現調節 / 脳浮腫 / アクアポリン / 水チャンネル / アストロサイト |
研究概要 |
麻酔・集中治療領域において、脳障害にともなう脳浮腫はしばしば遭遇する重要な病態である。しかし、その発生機序は十分には解明されていなかった。いくつかの報告や申請者の研究により、水チャネルであるアクアポリン4(AQP4)が脳浮腫に深く関与している可能性が示唆されていた。一方、AQP4に次いで発現量が多いAQP9の機能は十分には解明されておらず、脳浮腫への関与も不明であった。本研究により、脳のアストロサイト(Ast)においては、p38 MAPKとNF-κBによりAQP9の発現が調節されていた。詳細な検討により、AQP9は損傷初期には発現が低下し、その後高発現へと転じることが分かった。以上より、脳浮腫発生時にはAQP4に加えてAQP9も大きな役割を果たすことを見出した。
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